「安心 (慈17) 」(oji3のブログ62)

君達君
  「捨てし身をいかにと問えばひさかたの
   雨降らば降れ 風吹かば吹け」 (良寛)

  良寛和尚は、越後の国三島郡出雲崎(新潟県)で、
  名主をしていた裕福な家の息子。
  江戸時代後期の曹洞宗の僧侶、歌人、漢詩人、書家。

 色々な困難が待ち構えている人生、
世捨て人と思われる人生であっても、
生きていくうえでは、数々の困難が待ち受けている。

 この困難をも素直に受け止め、処していくという
生き方がある。

 この和歌には、雨が降っても風が吹いても、泰然自若として
人生を生き抜かなければならないと言う決意が現れている。
 人生を生きぬく全てのプロセスにおける「安らぎ」ともいえる。
 
 仏法の功徳によって、迷いがなくなった 「安らぎの境地」 を
仏教では、「安心 (あんじん) 」と呼んでいる。

 現代の安心(あんしん)と言う言葉は、一時の「こころ」の
安らぎでしかない。

 常に、「安心 (あんじん) 」と言う言葉を意識して、生きて
いきたいものである。

   何人も 月は盗めぬ 五合庵
        2020.06.21 moai291